横根山 
 井戸湿原
【日程】 2001.7.7
【天候】 晴れ
【アクセス】 粕尾峠からハイランドロッジへ
【駐車場】 ハイランドロッジ駐車場
【所要時間】 2時間30分
【コース】 ハイランドロッジ駐車場→象の鼻→井戸湿原→横根山ハイランドロッジ駐車場
【メモ】 2002.5.21追記
足利より横根山へのルートは鹿沼・足尾線が一般的だが、今回は葛生から山越えをして、粟野に出るコースを通る事にした。
R293を葛生まで行き、秋山川沿いの道を上流に向かい車を走らせる。
町営の秋山学寮を過ぎると、道も狭くなりカーブの連続となるので注意が必要です。
この道沿いには、ザゼンソウ群生地や猿岩の滝、大滝と見る所も多く、ゆっくりとドライブするのに良い所です。
特に、紅葉の時期は見逃せないポイントです。
頂上近くになると、急に視界が開け雄大な氷室山が目前に現れます。
頂上を過ぎ、山を下ると鹿沼・足尾線に出ます。
左折をして粕尾峠へ、そしてハイランドロッジの看板に沿って右折をすると約10分位でハイランドロッジ駐車場に到着します。
入り口ゲートはam8:30〜pm4:30まで開門となっています。
ロッジ前より足慣らしを兼ねて象の鼻へと向かう。
高原の涼しい風を体一杯に浴びて歩くのは最高の気分である。
半そでシャツではチョット寒い。
柵沿いには牛がノンビリと寝そべっている。ノドカナ風景で気持ちが和む。
早朝のせいか前後には観光客の姿も見えない。
今日はノンビリとした静かな山歩きが楽しめそうです。
約30分で、象の鼻展望台に到着

ガスがかかっている為に何も見えない。
視界のない像の鼻を後に、井戸湿原に向かう。
ベンチの脇を通り、細い山道に入って行くと直ぐに大きな仏岩がある。
ここからは長い下りの連続となる。
道が荒れており滑りやすいので注意。
木の階段も、流水で土がえぐり取られて歩きにくい。
15分で井戸湿原に到着。
湿原は見えないが、一周コースの案内板に沿って進む。
コース中間で湿原を横断する木道があり、ここからは湿原全体が見渡せる。
湿原にはワタスゲが風に揺られ、白いはなをなびかせていた。
湿原を横きり、湿原荘手前の分岐から右折をし、残りの半周を回る。
こちらは、湿原の流水の音が聞こえ、清涼感を味わいながらの歩きである。
途中、熊出没注意の看板がある。
こんなところに、本当に熊が出るのか?心細くなってきた。
先ほどの中間点まで戻り、再度木道を渡り、湿原荘へ到着。
湿原一周約50分のコースである。
湿原荘は無人小屋で、中は2段ベットになっており、トイレ、水道もあり、宿泊可能である。

       
横根山で見つけた花
ここから横根山へと向かう。
湿原荘を出て、すぐ分岐となるが標識が見にくいので注意が必要。
ここを右折すると、林のトンネルの上り坂となる。
途中、中継局を通り過ぎ20分で横根山(1,373m)山頂に到着。
山頂には東屋がありビールを飲みながらの小休止。
今日は展望が悪く、足尾の山がかすかに見えるだけでした。
展望のない山頂を早々にあきらめて下山することにした。
ここからのロッジ方面への道がわかりにくいです。
山頂よりわずか戻った所に細い道があり、ここがロッジ、古峰原方面への道となっています。
牧場の柵沿いの道を歩く事45分でロッジに到着。
ノンビリと花を見ながら、高原の涼しい風を受けての2時間30分のハイキング、
大汗をかくこともなく、心地よい疲れであった。
このコースを歩くには横根山から井戸湿原、象の鼻へと、今回の逆コースの方が解りやすいと思います。
追記
2002.5.21  (晴れ)
今回は、横根山経由で井戸湿原に向かった。
ハイランドロッジ前を出てすぐ、左へ行く日瓢鉱山への作業道があり、通行止めとなっている。
通行止め標識前より、右に入る登山道がある。
道標がないのでわかりにくいが、横根山への道で20分もあれば山頂まで行ける。
この時期、横根山、井戸湿原一帯はツツジ類の花が満開だった。
  湿原荘より井戸湿原を望む    水芭蕉が咲いていた 牧場脇に咲いていた盆栽の様なツツジ