多高山
【日程】 2000.9.28
【天候】 晴れ
【アクセス】 R293より飛駒を抜け老越路峠
【駐車場】 老越路峠の路肩
【所要時間】 2時間
【コース】 老越路峠→多高山→ゴルフ場駐車場→老越路峠
【メモ】
R293より飛駒へ、足利カントリークラブ方面を目指して車をはしらせます。
飛駒の集落で、梅田方面左折の道標と足利カントリークラブ入り口の看板があるのでそこを左折。
道は登り坂となり、足利カントリークラブ入り口を通過するとヘアピンカーブが続きますので安全運転で走行してください。
登りきった所に松田方面と梅田方面への分岐となる道標が現れます

ここが老越路峠で、大きな番山記念碑が建っています。
記念碑の前に空き地があり、駐車ができます。

登山口は、道路の反対側の、山に向かって延びているフェンスに沿って登って行きます。
荒れた工事後を登って行くと、フェンスの突き当たりに石塔と石祠が祀られています。
そこを左折し、山道を進むとまもなく急登になります。
NTTの工事に使われたと思われる、樹脂製の階段を登って行くと、梅田方面の展望が開け、さらに登ると尾根も平坦となり、木々の間から飛駒・佐野方面が開けてきます。
わずかで、多高山山頂(608m)に到着。
登り始めて30分がたっていました。
山頂には石祠と石塔があり、大きな無線中継用のマストが建っています。
石塔の奥に、寒暖計が木に付けてあり、ちなみに本日の山頂の気温は20゜でした。
あまり見晴らしの良くない山頂を後にし、無線塔の前を東に向けての下山となります。
わずかで眼下にゴルフ場が一望できる石祠の前に出ます。ここからの展望は良く、関東平野が見渡せます。
目の前には、龍に似た枯れた松の自然の芸術が見られました。
ここから一気にゴルフ場の駐車場に向けての下山となります。
踏跡に沿って下ると、途中右に行く尾根道があるので注意、そこを左に行き、大きな岩の根元を巻くようにして下りると、小さな石像があります。
そこからは、踏跡もしっかりしており迷う事無く、1時間でゴルフ場の駐車場に着きました。
ここからは、老越路峠までの舗装路歩きとなります。
沢の音を聞きながら狭い道路を登って行くと、路肩にアケビの皮が落ちていました。
上を見ると沢山のアケビが口をあけて実っています。
久ぶりに見る光景でなので、感動ものでした。
大半は鳥に食べられていたが、何個か残っていたので、土産にと思いステッキを伸ばし、つたをたぐり寄せて、アケビ狩を楽しみました。
この道は、歩く人も少なく(ハイカー位)道幅も狭い為、アケビの存在も知られずに残っていたものと思います。
アケビ狩を楽しみながら30分で老越路峠に到着。
今日は久振りに秋の味覚を楽しめ、充実した一日となりました。