百観音〜西場富士〜妙義山〜大小山〜阿夫利神社コース
コース
百観音又は稲荷神社→西場富士登山口→西場富士→赤見分岐→クレータ跡→妙義山廻り合流→妙義山山頂→大小山山頂→阿夫利神社
所要時間 約2時間30分
西場百観音
このコースを歩くには、登り口と下り口が違う為、約20分の舗装路を歩く事になります。
阿夫利神社に車を置き、西場百観音へと今来た道を歩き出し、15分で稲荷神社に到着。
ここから登る時は、神社境内から右へ山裾の道を行くと、西場富士への登山道となります。
稲荷神社前から5分で西場百観音に到着、路肩に1〜2台の駐車スペースがあります。
百観音の案内板を見て、観音様の並ぶ高台へ、
ここには、西国三十三番、坂東三十三番、秩父三十四番霊場の百体の観音菩薩像が三段に整然と並んでいます。
ハイキングコースは下の広場を西に向かう山裾の道があります。
人家の裏を歩き15分位行くと、右への登り口があり、登ること5分位で西場城(砦)跡に着きます。(興味のある人は寄り道をしてください)
そのまま直進して5分で、稲荷神社からの道と合流し、西場富士への道標があり直登の登山道となります。
西場富士 稲荷神社登山口 西場富士への道標
視界も無く黙々と登ること20分で西場富士山頂へ、やっと東方向の視界が開けて三毳山、唐沢山を望む事ができます。
西場富士山頂 西場富士より東方向の視界
山頂には二等三角点があり、小さな石祠が置かれてあった。
ここからは下りとなり、登り返した所を左折し、アップダウンを繰り返すと「赤見登山口・大小山」の道標が現れます。
ここから5分位登ると、尾根道をクレパス状に分断されている所に出、いく手を阻まれます。
尾根を分断した岩 分断した所のクサリ場
クサリを伝わり、向かいの尾根に取り付き、登り切ると平坦な道となり北側の展望が開け、男体山や阿蘇の山々が見える絶景のポイントにでます。
少し進むとまた登りとなり、大きな岩が現れ、小さな石祠がひとつ、肩身が狭そうに祀られていいました。
そこを左に回り込み、ロープをつたわり岩に登ると南側の展望が開け休憩に良い所です。
ここからは、筑波山から新宿副都心まで見ることが出来、条件が良ければ富士山も見えます。
まだ上りは続き、アップダウンを繰り返すと「赤見・大小山」の道標が現れ阿夫利神社からの道と合流します。
阿夫利神社からの道と合流 北尾根からの大小の文字 妙義山山頂
ここまでくると多くのハイカーと出会う様になり、挨拶が忙しくなります。
「大小の文字」を目前見ながら進むこと10分、、最後の岩の急登ロープをつたわり登りきるとすぐ妙義山山頂に到着です。
ここからは関東一円が見渡せる360゜の大展望です。
南方向の展望 大小山山頂 見晴らし台への道標
南への急降下の道を下り、登り返した所が大小山山頂282mです。
坂を少し下りると見晴台・阿夫利神社方面の道標があり、左折し岩場を降り、鉄の階段を下りると見晴台に到着です。
鉄の階段 見晴らし台 大小の文字
あずまやの上に大小の文字が掲げられており、ここからの展望も非常に良く休憩しながらスケッチ等を楽しんでいる人の姿も見かけます。
見晴台を少し降りると道は二俣になり、直進して岩場を降り神社脇に出る男坂と、右に大きく迂回する女坂に分かれます。
男坂は岩場の連続でスリルのあるコースとなっており、登りに使いたいです。
女坂は林の中を大きく迂回する森林浴向きの林間コースで、どちらの道を行っても5合目で合流します。
男坂・女坂分岐 阿夫利神社駐車場
あとは舗装された小道をたどり、右下に木のトイで沢水を流している石尊の滝を見れば、まもなく駐車場に到着です。
このコースで約2時間で、大小山より南尾根経由で歩かれると約2時間30分の行程となります。