夕方の天気予報で、急に「明日は晴れで暑くなるでしょう」の報道があり、なぜか落ち着きがなくなる。 |
何処に行こうか迷うが、今まで雨続きだったので何の準備もしていない。 |
悩んだ末、一度は行かなければと思っていた尾瀬に行くことにした。 |
夜、車を飛ばし鳩待峠にam3:30に到着した。 |
途中に駐車料金表の看板があり、普通車2,500円と書かれており、帰りに払って下さいとある。 |
すでに、15台ほどの車が止まっており夜明けを待っている様子だ。 |
朝まで仮眠する事にし、途中で仕入れてきたビールを飲み、お休みなさい。 |
目を覚ましたのがam5:00、天気は快晴、他の人は皆出かけてしまったらしく、駐車場は人影も無くひっそりしている。 |
あわててリックを背負い出発し、鳩待山荘で案内板のチェックとトイレタイム。 |
ここでも、チップとして100円程度のご協力を!とある。 (゜∧゜; |
駐車場で2500円取られて、まだ払うのか?(2500円も安い方ではないと思う) |
これから先、いくらお金が掛かるのか心配になってきた。 |
今までは、山に行くとき財布は邪魔になるので、持って行かなかったし、今日も財布は持って来ない。 |
やむなく、リックの奥に忍ばせて置いた、非常用の財布を出すことにした。 |
気を取り直して出発。鳩待山荘から下りの道に入ると、すぐに木道に変わる。 |
さすが尾瀬を代表する木道と関心したが、昨日までの雨に濡れた斜めの木道は非常に歩きにくい。 |
「すべるので注意」と書いてある。まだこの辺は木道より、丸太で作った階段の方が良いように思う。 |
下りが終わる頃から、水芭蕉が顔を見せ始める。 |
シーズンが終わっている為か、大きな花は倒れており、遅咲きの小さな花が見られた。 |
出発に出遅れたのが幸いして、前後に人影なく、静かなハイキングだ。 |
ノンビリと花を見、川で泳ぐ魚を見ながら1時間で山の鼻に到着した。 |
平日の早朝の為、山荘はまだ寝静まっている状態だ。 |
ここから先は、湿地帯の木道歩きとなる。 |
木道の傍には、水芭蕉を始め、小さな花が沢山咲いている。 |
名前がわからないので、詳細はご勘弁を!取りあえず綺麗な花でした。 |
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日光キスゲ |
ワタスゲ |
タテヤマリンドウ |
30分で牛首分岐に到着、大湿原の中に道標がポツンと建っている。 |
東電小屋方面に進路をとり、木道を進むとカメラを構えた人が数人固まっていた。 |
この辺が、絶景ポイントなのか、美的感覚の乏しい私には皆同じに見えるのだが! |
「熊注意」の看板が目立つ。 |
熊笹があり、人気のない所では今にも熊が出てきそうで気味が悪い。 |
熊よけの鈴を付けている人が多いのも、その為なのだろうか? |
牛首分岐より40分でヨッピ橋に到着。鉄柱で出来た吊橋を渡るが、どうも木道とイメージが合わない。 |
東電小屋手前で、早咲きの日光キスゲを見つけた。 |
まだ時期が早いので、花が2個だけだったが、一面咲き誇ったら綺麗だろうと思う。 |
この辺から、団体さんの一行とすれ違い、挨拶が忙しくなる。 |
多分、会津方面から入り鳩待峠へ抜ける観光会社の団体さん一行だと思う。 |
立派な山荘のある東電小屋に到着、ここには宿泊、食事、休憩、トイレとすべてが完備されている。 |
ここから見る至仏山は絶景です。記念写真を撮る人も数多く見かけられた。 |
持参のビールとおにぎりで腹ごしらえと休憩をし、再度出発。 |
15分で尾瀬ヶ原周遊の最北端の分岐に来たが、ここも道標のみで目印がない。右折して10分位で、山荘の立ち並ぶ下田代十字路へ。 |
そして、龍宮方面に向かい、大湿原のど真ん中を、さわやかな風を受けながら気分良く歩く。 |
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25分で龍宮へ、ここを過ぎると人、人、人で大賑わいである。 |
8時頃から歩きはじめる人が、大半なのだろうか? |
ポッカさんにも会う事が出来た。 |
背中を見ると、ビール四箱とその他3箱、ビールが一箱10キロ位で40キロ、その他20〜30キロとして60〜70キロ近くを背負うことになる。 |
すれ違う時に、ギシギシと言う音がしていた。 |
至仏山を正面に見ながら木道を歩くが、この頃には見るものがワンパターンとなり、ポッカさんだけが新鮮にみえる。 |
牛首を過ぎ、山の鼻へ、帰るにはまだ早いのでビールを飲み休憩。 |
売店でのビールの値段は500ml 580円、350ml 480円で、東電小屋より20円安い。 |
当然500mlを買いベンチで休憩していると、腕にワッペンを付けた保護団体の人だろうか! |
いろいろと説明してくれた。 |
まだ至仏山は入山出来ないそうです。2〜3日前に登って、今だ戻らない人がいると言う事で、ヘリコプターが山の中腹を低空で探していた。 |
休憩後、植物研究見本園を一周、ここではまだ水芭蕉が咲誇っていた。 |
後は来た道を戻り、鳩待峠へ。 |
駐車場は満杯で入りきれず、路上にも駐車をしていた。 |
平日なのに、やはり尾瀬の人気はスゴイです。 |