男体山

2002.6.7
晴れ
2、684.4m
【アクセス R120を今市から日光へ
【駐車場】 二荒山神社中宮祠登山者専用駐車場
【所要時間】 6時間30分
【コース】
登拝門 3合目 4合目 6合目 8合目 山頂
6:50 7:25 7:55 8:40 9:50 10:50
14:10 13:45 13:25 13:00 12:15 11:40
早朝、車を走らせ日光へ向かった。
昨日の天気予報は晴れだったので、日光男体山に登る事にした。
いろは坂を登り、二荒山神社中宮祠登山者専用駐車場へ6:30に到着。
早速準備をして、社務所へ行って男体山登拝料500円を払い登山者名簿に記帳する。
名簿にはすでに1人が記帳してあり、今日二番目である。
登拝安全のお守りと簡単な案内図を渡され、注意事項の説明を受ける。
すぐ後には6人のグループが来ていた。
登拝門 本殿脇の登拝門で今日の安全を祈り石の階段を上り始める。
約10分で1合目に到着。
ここには、白根葵が金網で囲まれた柵の中で栽培されていたが、まだ花のシーズンには早かった。
石の階段もここまでで、ここから先は樹林帯の中を行く急な坂道に変わる。
土の道で足元は良いのだが、この急登は朝一の体には結構キツイです。
アキレスケンが痛くなるし、息が上がってくるしでやっとの思いで3合目に到着。
ここから舗装された工事用の道路を歩く事になる。
急登で疲れた足を癒すには丁度良いタイミングの舗装路です。
4号目の鳥居 急登と舗装路が逆ならば良いのだがと思いながら20分程歩くと白い鳥居のある4合目に到着。
鳥居脇の作業道路からは、中禅寺湖が一望できる絶景のポイントになっている。
鳥居をくぐると、また林の中の急登となります。
鉄パイプの手すりがあるが、あまり必要とする所は無い様です。
この付近にはツツジ類が多く見られ、白ヤシオが満開となっていました。
6合目付近になると、林の中の道からゴツゴツとした大きな岩のガレ場へと変わって来る。
道にはペンキで矢印が書かれ、これに添って歩くので迷うことはないが、岩への上り下りの繰り返しで歩きにくい。
満開の白ヤシオ 1合目歩くのに30分位のペースとなっている。
途中、崖崩れの為の迂回路があり、樹林帯の道となるが、すぐにガレ場に戻る。
振り返ると中禅寺湖が眼下に広がっている。
この時期は、もやが掛かっており遠方は見えにくいが、この風景は疲れた体を癒してくれる。
眼下にヘリコプターの飛んでいるのを見る事ができた。
上から見るのは初めてで、トンボが飛んでいる様に見える。
もやの中の中禅寺湖 高度を上げるにつれ、だんだんと登りの勾配がきつくなって来る。
岩の上り下りで足が重たくなりペースが落ちてくる。
ガレ場に建つ鳥居を通ると8合目の瀧尾神社に到着。
ここには石祠と岩の上に社務所が建てられている。
岩の間を通り抜けると、火山岩の細かい砂礫の道となり、足を取られる。
視界も開け日光白根山や戦場ヶ原がぼんやりと浮かび上がっている。
9合目からは木の階段が出来ているが、段差があり歩きにくい。
階段脇に道が出来ており、そちらを歩く人が多いようだ。
正面に鳥居が見えて来た。頂上は目前に見えても、足がかなり疲れており先に進まない。
ガレ場に建つ鳥居 やっとの思いで、二荒山神社奥宮に到着。
スタートして4時間、登りばかりの急登であった。
頂上では、すでに何組かのグループが休憩をしていた。
頂上は広く、正面に二荒山神社奥宮と社務所、すぐ左に二荒山大神の青銅像があり、少し離れて左端に太郎山神社が祀られている。
太郎山神社 二荒山大神青銅像 男体山奥宮 青銅の剣
奥宮より右には、火のみヤグラがあり、半鐘が下がっていたが、木槌は壊れていた。
その奥の高台には、青銅の剣が青空を突き刺す様にそびえており、その先は志津林道の尾根道へと続く。
青銅像脇にはパノラマ盤が置かれ、360°の大展望の予定であったが、東方面はガスの為に何も見えず、北は太郎山どまり、西方面は白根山がやっと、南は中禅寺湖と社山が見える程度の展望だった。
早朝には富士山が見えたと言っていたが、だんだんかすみが濃くなって見えにくくなって来た様だ。
昼食後、小休止をし下山開始。
下山は来た道を戻るだけなのでノンビリと歩く事にした。
中禅寺湖を眺めながらの下山は変化があり結構楽しめる。
岩に書かれた矢印も下りでは見えにくいが、この方が山らしくて好感がもてる。
下りは2時間30分で登拝門に到着。
歩行時間6時間30分の大半が、大きな岩のあるガレ場歩きだった。