三峰山
【日程】 2000.1.28
【天候】 晴れ
【アクセス】 R293栃木市尻内町より鍋山町へ
【駐車場】 御嶽山神社駐車場
【所要時間】 4時間
【コース】 御嶽山神社→清滝→ベンチ→奥の院→永野御嶽山→三峰山→永野御嶽山→蜜峯大神→浅間大神→御嶽山神社
【メモ】
R293栃木市尻内町より出流山満願寺方面に向かい、途中鍋山町でY路路を右方向に直進すると、永野遺跡の看板が出て来る。
ここよりわずかで、道路左にバス折り返し場の広場があり、星野御嶽山バス停となっている。
目前の、倉本橋を渡り正面に見えるのが御嶽山神社である。駐車場は200m先の道路脇広場と神社境内にあるが、こちらは神社参拝者専用なので許可を得て駐車をしよう。
境内に入ると、御嶽山案内が絵図として書かれているが、これはこの山に祀られている三峯大神、御嶽大神、浅間大神めぐりのコースで、途中には「三山参道」の道標がある。
しかし、今日めざす三峰山への道標はないので頭に入れておこう。
登山コースは、前方の一段高い所にある、三峰山里宮の拝殿脇の道を通り、祖霊殿の脇道に入る。
しばらく沢沿いの道を登るとプレハブの小屋が見え、清滝に出る。
ここには、滝に下りる石段や灯明台があり、修行ができるようになっている。プレハブ小屋はその為の物である。
ここから先は、御山参道で急な階段が山の中腹まで続き、脇には数多くの祠や石仏が階段状に祀られており壮観である。
弘法大師を祀った祠を見るとわずかで、木のベンチのある広場に着く。
急な登りもここまでなので小休憩をして行こう。
ここから奥の院を目指し直進、左に尾根を回り込みながら杉林の中に入って行くと、谷沿いのY路路に出る。
ここを右に登り枝尾根に出て、さらに進むと「奥の院」の道標があり、右にわずかで三尊立像のある奥の院に到着する。
樹木の間から男体山、白根山、皇海山、袈裟丸山等北側の山々を見ることができる。
南には三峰山が見えるので、そちらに方向を取り先ほどの「奥の院」の道標まで戻り「三山参道」の道標にしたがい直進する。
尾根道を行くとすぐ分岐になるが、左の谷沿いの道を進むと黄、黒のトラロープが道の右側にはられ吉沢石灰工業の立ち入り禁止の看板が付いている。
ロープをつたわり、急降下した所に八坂様入り口の道標があるが今回はパス。
ここを登り返した所が、永野御嶽山山頂であるが、なにも目印になる物はない。
分岐の左に「三山参道」の道標と細い踏跡があり、ここは下る時に使うので覚えておく。
ここから、三峰山までは道標がないのでテープが目印になる。藪の中の踏跡を下り、登り返すと又トラロープが出てきた。
右側は丸裸の工事現場となっており、視界は良いがガッカリする光景である。
下からサイレンの音が鳴り、スピーカーから秒読みがきこえて「ドカーン」と言う発破の音が響いた。
気持ちの良いモノではない。
三峰山山頂には三角点と石祠が祀られており、605mの標識が置いてあった。
ここまでブルドーザーの入った跡があり、後わずかでここもなくなってしまうのではと淋しくなった。
ここから、先ほどの永野御嶽山山頂分岐まで戻り、「三山参道」の道標に添って行くと、すぐクサリ場となり急な下りが続く。
途中、月山様入り口があるがこれもパス、さらに下ると三峯大神が祀られている鍾乳洞がある。
サビタ梯子を下りて行くと、祠が祀ってある。鍾乳洞の中は結構広く幻想的な世界が広がる。
三峯大神からさらに急降下をし、倶利伽羅不動尊を過ぎ、粟野町指定文化財の浅間大神の祀られている鍾乳洞に着くが、鉄の柵がしてあり、中には入れない。
鍾乳洞の中に祠が 急降下はまだ続くが、やがて里道となり、出発点の御嶽山神社が見えてくる。
コース全体が北向きなので、山の中腹は霜柱でスベリやすくなっているので注意が必要。