赤城
黒檜山

2002.10.25
晴れ
1,828m
【アクセス】 南面道路から関東ふれあいの道へ
【駐車場】 大沼湖畔の無料駐車場
【所要時間】 3時間30分
【コース】
湖畔駐車場 駒ケ岳山頂 黒桧山神社 黒桧山山頂 黒檜山登山口 駐車場
9:45 10:40 11:40 11:45 12:55 13:15
紅葉の赤城山を見ながら黒檜山へ登ろうと思い早朝に家を出発した。
家を出る時は曇り空だったが、天気予報ではすぐに晴れてくると言っている。
50号バイパスから赤城南面道路へと進み、
赤城神社方面の標識に沿って細い道へと車を走らせる。
赤城温泉を過ぎたころから紅葉が始まり、高度を上げるにつれ山肌も色鮮やかになってくる。
山道はいたる所に路肩注意の看板があり、また急カーブの連続なので運転には注意が必要である。
小沼付近まで来ると赤と黄色で山一面が色取られ見ごたえがあります。
小沼付近の紅葉 小沼を過ぎ、大沼湖畔にある駐車場へ車を置き、早速身支度を整え出発した。
駒ケ岳登山口は湖畔駐車場のすぐ脇にあり、関東ふれあいの道の看板もあるのですぐ解ります。
登山道は良く整備されており、非常に歩きやすいが物足りなさを感じる。
階段は厚い木の板で出来ており、急な所は手すり付きの鉄の階段が設置されている。
駒ケ岳山頂までの半分は階段歩きとなります。
紅葉は山の下の方だけで、途中からは落葉しておりその分視界が開け、大沼の全容が見えるようになってくる。
尾根道に出るとベンチがあり、休憩するのに良い所です。
山頂から見る小沼 本日は東方面にガスがかかっており、展望は大沼、小沼方面だけとなった。
ここから先は熊笹の中の道となり、わずかで駒ケ岳山頂に到着します。
山頂は狭く、先客がいたので挨拶を交わしてすぐ出発をした。
ここから黒檜山までの道は丸太の階段になっているが、土が流され丸太が浮き出ており歩きにくい。
10分程下るとオオタルミに到着。
目前を見上げると急勾配な道が黒檜山へと向かっており、かなりキツイ登りとなります。
45分で赤い鳥居のある黒檜山大神に到着。鳥居の脇には御黒檜大神と刻まれた大きな石が祀ってある。
中央に広場があり、頂上と間違えやすいがわずか先に行った所が頂上である。
御黒檜大神の大石 どちらにも広場があり、弁当を広げている人が沢山いた。
足尾、日光方面はガスがかかっており視界が悪いが、晴れている日ならかなりの展望が期待できる。
混雑と視界が悪い為に小休止で下山を開始した。
下山路は階段もないガレ場状態の所を通る。勾配もかなりキツイ。
下山まもなく中年の御夫婦とすれ違い「頂上はまだですか」とかなりバテ気味の様子。
「あと5分位ですよ」と言うと「その5分がキツイのよネ」と最後の力を振り絞っていた。
その後も茨城から来たと言う中年ご夫妻や新潟からの団体さんとすれ違い挨拶を交わす。
大沼湖畔の紅葉 さすが観光地のやまである。
黒檜山を往復する人が多い為か下山をはじめてからすれ違う人が多くなってきた。
途中かなりの年配と思われる方が登って来られた。
道をゆずろうとしたら「私はこちらを行きますから」と言って、自家製の杖を2本使い勾配のキツイ方の道をスイスイと登って行ってしまった。
俺もあの年代まで山を歩いていられるのだろうか、うらやましい限りである。
下山をはじめて1時間10分で黒檜山登山口に到着。
ここから駐車地点まで車道歩きとなる。
赤城神社 途中赤城神社に寄り道をして20分で駐車場に到着。
この山は前半の駒が岳までは階段登りで、中間の駒が岳から黒檜山までは浮き出た丸太の階段、後半はガレ場の急な下りとなる。
コース的には黒檜山から駒ケ岳へ歩く方が面白いと思う。