熊鷹山から根本山神社
日時      2009年4月8日  晴れ
同行者    S氏
所要時間  6時間(休憩を含む)
駐車場    西沢口駐車場
am7時30分 友人のS氏が迎えに来てくれ、R293から田沼の奥へ、作原へと車を走らせた。
蓬莱山付近まで来ると相変わらず湧き水を汲みに来た車で賑わっていた。
蓬莱山トンネルを過ぎたあたりから、前を走っていた4台の車を追う様にして林道を上り、8時10分頃に西沢口駐車場に到着した。
前の車は駐車場を通り過ぎたが、すぐにUターンをして駐車場に入って来た。
真岡方面から来た約20人位のグループで、根本山へ登ると話していた。
西沢駐車場案内板 駐車場 西沢入り口の橋
大勢での山歩きは苦手なので、このグループと一緒にならない様に、8時25分、一足先に駐車場を出発した。
西沢から熊鷹山へ、そこで足の調子がよければ根本山神社へ足を伸ばす予定で、駐車場脇の橋を渡り、西沢へと登り始めました。
のんびりと砂防ダムを見ながら、準備体操を兼ねて足慣らしをしていると、途中で軽自動車に追い抜かれ約15分で登山口に到着した。
登山口には、先ほどの軽自動車が止まっており、その陰に熊鷹山への案内板があり、、わさび田の脇の道を登って行く様になっている。
熊鷹山登山口 案内板 わさび田脇の登山道
ジグザグの上り坂 尾根道への案内板 広い尾根道
わさび田の続く沢沿いの道を10分ほど歩くと熊鷹山への案内板があり、先ほどの軽自動車のおじさんが、
わさび田の手入れをしていた。
しばし世間話をして出発、ここからは見通しの良い、間伐されたジグザグの坂道を、尾根を目指して登る事になる。
約10分で尾根道との分岐に到着、案内板が設置されている。
以前来た時には作業道であった為、テープを目印に歩いたのだが、ずいぶん親切になったものだと感心した。
ここからは広い尾根道歩きとなり、手入れの行き届いた林の間からは周りの風景を見渡すことができる。
のんびりとした里山の風情を楽しみながら、約1時間の尾根歩きを楽しむとシロハゲ口から登る沢道との合流点に到着した。
合流点を過ぎたあたりからは、登山道脇にカタクリの花が咲きはじめ、かわいい花を付けている。
山頂付近ではアカヤシオの蕾が膨らみ始め、もう少しで開花する準備中である。
10時35分に、櫓のある熊鷹山山頂に到着。早速櫓に上り回りの様子を見てビックリした。
作原から足尾方面への林道工事がかなり進んでおり宝生山付近まで行っている。
こんなに無残に山を削り取り、本当にこの道が必要なのだろうか疑問に思う?
気を取り直し、エネルギー補給をしながら小休止をしていると、今日始めての登山者が登って来た。
かわいいカタクリの花 熊鷹山山頂 見晴らし台の櫓
小戸川から登って来た単独行の人で丸岩岳経由で下山するそうです。
しばし談笑した後、時間も早いし足の調子も良さそうなので根本山神社まで足を伸ばす事にし、一足先に熊鷹山を後にした。
熊笹に覆われた尾根道を行くこと30分で十二山の分岐に到着。
ここで駐車場で会った20人位の団体さんと出会い、山は一気に賑やかになった。
三滝からの登りがかなりキツカッタらしく、根本山は中止して熊鷹山へ行く事に話が決まった様でした。
団体さんと分かれ根本山神社へ、尾根道を10分歩くとトタン屋根の小屋がつぶれている広場の、根本山神社に11時30分に到着した。
根本山神社風景 奉納された鐘と斧 神社の説明
ここは飛駒地区黒沢集落の氏神様で、毎年5月3日に氏子の人たちが神主さんと同行し大祭を行っていたが、
氏子の皆さんの高齢化の為に、今年より中止になったそうです。
ここで昼食を取りのんびりと休憩していると、沢コースより歩いて来たと言う単独行の人が到着。
挨拶を交わしそのまま熊鷹山へと向かって行った。
我々も30分の休憩後、12時に十二山経由で三滝へ向けて出発した。
急な痩せ尾根 炭焼き跡 川コース
急なやせ尾根を下りきながら、20人のグループがここを登っ来て大変だったろうな、などとと話しながら、歩くこと1時間で三滝の頂上に到着した。
久しぶりに見る炭焼きの跡を通り過ぎ、川コース周りで三滝を見物、13時50分に白ハゲ口に到着をした。
これからは長い舗装路歩きとなる。
途中で、焼酎の水割り用にと水筒に湧き水を満タンにして、重い足を引きずりながら、14時30分に西沢口駐車場に到着しました。
20人のグループもわずか前に到着したとの事、お疲れ様でしたと出迎えを受け、余力を残す所なく6時間の山旅を無事終わりました。