学林口広場前の西沢橋を渡り、西沢川を詰めて熊鷹山へ登ろうとスタート。 |
橋を渡り、林道を登って行くと、左に砂防ダムが見えてくる。 |
そこで遊んでいたサルの群れが、慌てて前を横切り山に駆け上って行った。 |
大、中、小、あわせて20匹くらいの群れだった。 |
この辺にもサルがいるんだ。 そうなんです。冗談を言っている場合ではない。 |
気を取り直して、林道を進むとまもなく終点となり、ワサビ田の脇を行く山道になる。 |
3つ目のワサビ田を過ぎた所で、右の植林に入る作業道がある。 |
多分この上が、熊鷹山から東に延びた尾根の752m地点だろうと思い作業道を進む。 |
作業道はすぐ無くなるが、植林は手入れされており、樹木の間より尾根が明るく見えるので心配はない。 |
しかし、間伐の残骸があり歩きにくい。 |
右よりの方が、残骸が枯れていて、またぐのに楽である。 |
40分の格闘の末、やっと尾根道に出た。 |
左に行くと752mらしきピークに出たが、目印になるようなものはない。 |
ピークを過ぎると、平らな広場になっている。 |
一休みしていたら、ガサガサと音がし鹿の鳴く声が聞こえた。 |
そう言えば、登って来るときに鹿の糞がいくつもあったのを思い出した。 |
ここからは明るい雑木林の尾根歩きとなる。 |
尾根は広く、気持ち良く歩けるが、踏跡がほとんどないので注意が必要。 |
分岐に出たら左(西)方向に進めば良い。 |
この道を、下りに使うと間違いそうな支尾根がいくつもあった。 |
三滝方面からの、尾根道との合流あたりから踏跡もしっかりして、目印のテープも増えてきた。 |
熊鷹山が見えて来る頃、道の両脇にカタクリの花が咲いているのをみつけた。 |
カタクリを後にし、目前の岩山を目指すと手前から右にトラバース、さらに進むと熊鷹山のヤグラの裏に出た。 |
スタートして2時間の道のりだ。 |
誰もいない山頂で小休止。 |
風も無くポカポカ陽気の中、一人ヤグラの上で飲むビールは格別だ。 |
360゜の展望も今日は霞みがかかり、ぼんやりとしか見えない。 |
静かな山頂を満喫した後、氷室山に向けて出発。 |
十二山方向へ、笹の尾根道を下り切るとわずかな登りになる。 |
道は左にトラバースする道と直進する道の分岐となる。 |
この上が十二山の分岐だろうと早とちりしたのが、今日のコースを短縮する結果となった。 |
道を直進しピークを右折、なだらかな下りとなる。 |
踏跡はしっかりしており、テープの目印も頻繁に出て来るが、だんだん下りがきつくなる。 |
あわてて磁石と地図で確認、北方向へ進まなければいけないのに東に進んでいるではないか。 |
ここまで降りて来てしまい、いまさら戻るのも大変だし、氷室山はこの次にしこのまま三滝に出る事に予定変更。 |
こういう時の決断は早い。 |
宝生山、氷室山を左に見ながら下ると三滝から氷室山への道にでた。 |
左方面、氷室山、右方面、三滝遊歩道の案内板がある。 |
時間が早いので左に進み氷室山への道を見てきた。 |
滝の上は平らな沢で丸太の橋が見える。 |
氷室山へ行ってみるかと気持ちが揺らぐが時間が足りないのでこの次の楽しみにし、遊歩道方面へ戻る。 |
滑落注意の場所を過ぎると、遊歩道頂上の炭焼き跡の所に出た。 |
ここには、大きな道標が建てられている。 |
ここまで来たので、滝を見学して行こう。 |
滝の下まで来たらカワガラスらしき黒い鳥が飛び回っている。 |
川コースを通り、白ハゲ口広場を通過、学林口広場へと向かった。 |
途中、林道の淵にイノシシが大きな穴をあけ、蹴散らした石が道路の真中まで飛び出していた。 |
落石注意はイノシシの仕業か。 |
この山はサル、鹿、イノシシ、熊となんでもありみたいです。 |
せめて、出合い頭には会いたくないものです。 |
|