R122を足尾方面に向かい、かじか荘入口の道標を左折し、庚申川沿いの道に入る。 |
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すぐ右に庚申山の石碑があります。 |
以前は、登山口にあったらしいが、その後ここに移設されたそうです。 |
慶応元年に製作されており、庚申講(猿田彦神社参拝)の隆盛がうかがえます。 |
ここからは、道が狭いので慎重に運転して、約15分でかじか荘に到着。 |
駐車場の一番奥に車を止め、9:00に出発しました。 |
ここから、4キロの林道歩きとなります。 |
道脇には、ツツジが満開で目を楽しませてくれます。 |
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歩き出して45分、天狗の投げ石に到着。 |
同じ大きさの石が、山から崩れ落ち、道路わきまで埋め尽くされています。 |
他の石質と違い、ここだけ黒い色をしています。 |
ここから15分で、日光国立公園庚申山登山口に着きます。 |
登山口には、赤い鳥居や案内板、左奥には庚申七滝の見晴らし台があり、ベンチが置かれている。 |
見晴らし台からは、七滝への遊歩道も作られており、子供連れのアウトドアには良い所だと思います。 |
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しかし、4キロの歩きでは、利用する人も少ないのではないだろうか。 |
駐車場らしき、広場も作られているので、ぜひ、ここまで車で来られる様にしてもらいたいものです。 |
一の鳥居からは、整備された明るい沢沿いの、なだらかな登りとなります。 |
30分ほどで鏡岩に到着。 |
ここには、悲しい物語があり、解説板が置かれており、ベンチもあるので、ゆっくり解説を読みながらの小休止としました。 |
ここから先には、何丁目と距離の書かれた石柱が出て来、文久年間の文字も刻まれている。 |
20分程で、猿田彦神社跡に着くが、いろいろな記念碑が多く、講員には良いのだろうが、登山者にはチョット。 |
この辺から、猿の群れと出会う様になります。 |
登山道付近にいても、人とは一定の距離をとり、背を向けて遊んでいる姿が、あちこちでみられます。 |
すぐ上は、庚申山荘です。 |
中をのぞいて見たら、きれいに清掃されており、我が家より立派な家でした。 |
すぐ隣の広場には、解体された家の残骸が放置されており、イメージを壊してしまいます。 |
赤い鳥居をくぐり登って行くが、今までとは様相が変わり、荒れた岩場の急な登りとなり、浮いた石に足を取られ、何度も転びそうになった。 |
岩の間をくぐり、鎖場、はしごの連続で、奇岩怪石の名所を通り過ぎ、大胎内くぐりをすぎると急登もあとわずかとなるので、あわてず慎重に登ろう。 |
道がなだらかになると、林の中に庚申山山頂(1892m)があり、プレートと三角点があります。 |
スタートして4時間がたっていた。 |
ここは、何も見えないので、わずかに直進すると北側が開ける展望台に出ます。 |
目の前に皇海山と鋸山の稜線がきれいに映し出され、登頂者だけが見ることの出来る大パノラマです。 |
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回りは、シャクナゲの花が満開で、最高の気分です。 |
遠くは、尾瀬、日光白根の雪景色が見えます。 |
ビールを飲み、ノンビリと絶景を楽しみながらの昼食タイムとしました。 |
休憩後、帰りはお山巡りコースを行こうと思い、大胎内くぐりまでもどり、道標に従い進むと |
後ろは皇海山 |
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トラロープが張られ、危険の為通行禁止の注意書きがあります。 |
しかし、トラロープの先には、真新しいクサリが付けられており、理解に苦しみます。 |
ここは、指示に従いお山巡りはあきらめ、来た道を戻る事にした。 |
途中、庚申山荘泊まりの2グループに会い、挨拶をかわし下山した。 |
登山口からかじか荘まで4キロ、来る時は見るものもあったが、帰りの道のりは長いです。 |
16:40、重い足をひきずりながら、無事駐車場に到着した。 |
今日は、天気、眺めとも最高で、満足の一日でした。 |
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