古峰原高原 | ||
標高1,144m | ||
雪に覆われた古峰原湿原 |
【日程】 | 2002.2.27 |
【天候】 | 曇り |
【アクセス】 | R293鹿沼から古峰神社へ |
【駐車場】 | ゲート手前広場 |
【所要時間】 | 4時間30分(休憩含む) |
【コース】 | 林道ゲート → 古峰原高原 → 天狗の庭 → 三枚石 → 古峰原高原 → 林道ゲート |
【時間】 | 10:10 11:55 12:50 13:00〜13:25 14:10 14:40 |
【メモ】 |
古峰神社 |
花粉の季節を迎え、山に行くのも憂鬱になってくる。 雪のある所なら大丈夫だろうと思うが、雪山は怖いと言うイメージがあり気が進まない。 そんな訳で、古峰原の林道歩きなら良いだろうと出かけた。 R293を鹿沼へ行き、古峰原の看板に沿って走ると、すぐ市街地を離れ田園風景の道となる。 1時間も走ると大きな鳥居の下を通り抜け、もうすぐ古峰神社だ。 土産物屋が並ぶ参道を進むと古峰神社の鳥居が現れる。 今日の安全祈願をして,境内を一周見学。 いたる所に奉納品が飾ってあり、信仰の厚さをうかがわせる。 先を急ぎ、古峰神社駐車場前の道を進み、行ける所まで車で行く事にした。 日当りの良い所には雪がないが、日陰のカーブには残雪があり、タイヤがスリップをしている。 |
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積雪のある林道 |
三枚石新道入り口の看板を左に見て、次は右に地蔵岳方面への林道だが、入り口は閉鎖されていた。 さらに登っていくと長沢林道入り口があり、ここも閉鎖されている。 ここからわずかで左に遊歩道の看板があり、沢沿いを登る古峰高原への登山ルートになっている。 この前方右に10台位の駐車スペースがあり、林道もゲートが閉ざされ一般車両進入禁止となっている。 ここに駐車をして、林道を古峰高原まで歩く事にしてスタート。 解け出した雪は柔らかくて滑りやすく歩きにくい。 最初は、わだちの雪の無い所を選んで歩いたが、高度を上げるにしたがい積雪も多くなり、 ミニアイゼンを付けての歩きとなる。 念の為にと買っておいた、アイゼンがはじめて役に立った。 |
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三枚石への登り口 |
雪景色を見ながらノンビリと歩くが、体が汗ばんでくる。 スタートした時は小雪交じりだった天気も回復してき、青空が見えはじめた。 林道には車のスタックした跡が何ヶ所もある。 1時間40分かかり古峰高原に到着、先客の四駆が1台駐車をしていた。 前方は古峰原湿原で、一面雪に覆われた広場である。 右手には古峰原ヒュッテが見える。 時間的にまだ早いし、三枚石まで往復出来そうである。 踏跡もあり迷うことも無いだろう。 雪山の不安も吹っ飛び勇んで出発。 雪の山道は歩きにくい。 |
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天狗の庭 |
登るにしたがい、だんだん積雪も深くなって来る。 踏跡を頼りに進むが、時折ズボッと膝までもぐってしまう。 酔っ払っていないのに千鳥足状態である。 途中、オレンジ色のベストを着たおじさんに会う。 猟銃を持っており鹿を追っているそうだ。 四人で来ており、ここから上は安全だからと言われても、気持ちの良いものではない。 先客は地元の猟師さん達だった。 猟師さんと別れ、さらに登ると天狗の庭の看板がある所に到着したが、ガイドブックに載っている大きな石が雪に覆われて見えない。 鹿の足跡が前方を横切っている。 頼むから、こちらには逃げて来ないでくれと祈る |
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わずかで三枚石(1,377m)に到着。 赤い鳥居と社があり、すぐ隣に大きな石が3枚積み重なっている様に見える。 自然の芸術とはすごいものだ。 社の内部には石の一部が重なり合った隙間に、金剛童子(不動明)が祀られている。 この前は広場となっており、山岳信仰の修行場だったそうです。 広場には説明板やベンチなどがあり休憩には良い所だが、本日はベンチの上に雪が積もり使用不能。 社の前に荷物を置かせてもらい、昼食とした。 下山路は、来た道を戻る。 雪道にも慣れて来たので、踏跡を外れて歩いて見たが膝上まで潜ってしまい思う様に歩けない。 こんな時スノーシューがあると楽なのだろうな〜と思う。 足を取られながらやっと下山。 初めての雪山、花粉からも開放され楽しい一日となった。 |
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三枚石 | ||